なっとプロダクション

KISEKI工房の「なっと」が、たまに描くかもしれない、どうということはない内容の記事

ホラー漫画のネタにどうでしょう?ちょっとマニアックなオカルト体験のはなし

先日体験した恐怖現象のはなしを一つ。

 その患者さんは、別の精神科病院を退院したばかりで、独居で自宅住まいが無理だったので、精神科に隣接するこの施設に入居してきました。

セレネース抗精神病薬)を服用していましたが、夜間せん妄(幻覚)の訴えが続いたので、2時(午前)頃に居室に安否確認で伺いました。翌日からは、不穏を抑えるためにリスペリドンが処方されることになっていました。

統合失調症で生じる比較的若い世代の人の幻覚は、ある部位のドパミン過剰を制限することで収まることが多いのですが、お年寄りといわれる世代になると、幻覚を投薬で抑えることが難しくなります。せん妄と呼ばれる状態もそうです。

オカルトのはなしになりますが、ヤバイものが見える系の人は、本当にヤバイものを実際に見ていると思われます。なかには、シミや影や模様がシミュラクラやパレイドリアを引き起こしている場合もありますが、そうした要因なしでも見えてしまう人がいます。

実際に見えていると言っても、客観的にそれが視覚情報として他の人に見えるわけではありません。なので、「そこにいるのよ、見える?」と言われて、スマホで撮っても写るわけではありません。

客観的に見える状態というのは、その対象物(たとえばヤバイもの)が見る人の網膜に光の反射としてとらえられ、その情報を脳が解析しなければなりません。

しかし、そうしたプロセスを経ずに脳が映像を創り出すことがあります。それが、ヤバイものの正体で、それを見ているときにMRIを撮ると確かに視覚野が活動しているのがわかります。つまり、当人は実際にそのヤバイものの映像を見ているのです。

ヤバイ場所で見える系の人に霊視してもらうと、「ここにいる。こちらを見てる」と言われることがあるのですが、それはその人の脳が状況を把握した結果、何かを感知している状態で、一般の人の目に映るものではありません(つまりカメラは役に立ちません)。

もちろん、これは精神疾患でもないし、脳の病気(異常)でもありません。その人には、本当に見えているのです。

ヒステリー性格の人に、「今夜0時に鏡を見ると自分の後ろに誰かがいるのがわかります」という暗示を与えると、翌日、「鏡に死んだ祖父が映った。怖かった」などと報告してくれます。ウケのために、ウソをつくこともありますが、ほとんどは、実際にそれを見ていると思われます。

こうした幻視は抗精神病薬を服用した後でも、それが消えることはありません。ドラッグによる脳の疾患や錯視でなくても幻覚は生じるわけです。

催眠術で「このメガネをかけると、着ている服が透けて見えます」という暗示があります。それと同じです。よほど催眠状態に入りやすい人でないとかからないと思いますが、ぼくも一度はかかってみたいと思う、うらやましいような幻覚です(残念ながら、ぼくは被暗示性の乏しい人間らしく、催眠にかかりたくてもかからないようです)。

ぼくが実際にやった実験ではないので、信ぴょう性のほどはわかりませんが、次のような報告を聞いたことがあります。

ヤバイものが見える系のAさんとBさんに、同じ場所で霊視をしてもらいます。しかし、その場所にまつわる因縁話にちょっとした情報操作を加えます。Aさんには、子どもが事故で亡くなった現場であると伝え、Bさんには女性が自殺した現場であると伝えます。すると霊視の結果は、Aさんは子どもの霊が見えると報告し、Bさんは女性の霊が見えると報告する、というものです。

情報操作をしなくても、同じ現場で霊視をして、それぞれ異なるものを見たとしても、お互い話を合わせたり、つじつまを合わせるために、徐々に見えたものが変容していく、ということもありそうですね。

お年寄りのせん妄となると、脳の情報処理にどんなバグが入ってきているのか検討がつかない、というのが実情だと思います。

安否確認で伺った午前2時、当人は入眠中でした。そしてうなり声を上げていました。夢を見ているようでした。その人の幻覚というのは、深夜2時頃に、見知らぬ親子連れがドアを開けて入ってきて、親子でこちらを睨みつける、というものでした。

ぼくは、その幻覚(夢?)が覚醒状態のときではなく、就寝中に起きているのだと思い、その人が今、ちょうどその夢を見ている最中だと感じました。

と、そのとき、誰かがドアを2回、ノックしたのです。その人も飛び起きてドアの方を凝視しています。

こんな時間に? 他の入居者か? 深夜勤の職員は今、自分しかいないはずだし。それにしても、なんというタイミングでドアを叩くんだ・・・。

ぼくは背筋に冷たいものを感じながら、恐る恐るドアを開けました。

誰もいませんでした。鳥肌が立ちました。

未だその現象の原因はわかっておりません。

これが、ぼくが先日体験したヤバイはなしです。

 

もう一つ、ホラーばなしをどうぞ~ ↓

http://worldcolor.hateblo.jp/entry/2018/08/22/170000

 

 

 

 

 

印税収入があっても生活費までは届かず、副業として一人でコツコツとマンガを描いている人 、あるいは、マンガ家を目指して頑張っている人

アシスタントを使うなんて夢のようです。そんなお金はありません。うらやましい限りです。

マンガだけで生活できている人は、やはりそれなりの才能があり、また努力をしている人だと思います。尊敬しております。

ここでは、副業として一人で創作に打ち込んでいる人、あるいは、ぼくのように現実逃避の道具としてマンガを描き続けている人で、すべてを一人で仕上げること(なんか大げさだなー)に拘りを持ちたいと思います。

一人で描いていると、やはりネックなのが背景ですよねー。パースの出来る人に描いてもらいたい、とチラっと思ったりしませんか。パースの勉強は必要だと思いますが、背景は3Dや写真の加工で凌(しの)ぎましょう。

最近の絵(背景や人物の絵)は写実的なうまさが評価されていますが、写実に近くなればなるほど個性もなくなります。そんな訳で(どんな訳だ)、3Dや写真の多用はOKだと思いましょう(背景は没個性でOK)。時短ですよー。自分で描くのが一番だ、と思いましょう。

そして、一人で描くとなると、もう一つのネックがカラー化だと思います。最近は、電子書籍を念頭に、カラーで描いて、それを紙媒体にする際に、グレー変換してアミかけ印刷することが多いですよね。

紙原稿の時代は、一人で仕上げるのも大変なのに、そこに着色なんてムリムリ、でした。今はモノクロ原稿(グレーで描いている人も多い)とカラー原稿の仕上げにかかる時間は、それほど大差ありません(イラストを除く)。

それに自動彩色の技術、すごいですねー。ピクシブで紹介されたときはびっくりしました。自分で色を塗るよりセンスがいいじゃん、AIってすげーなー、でした。クリスタも先行プレビューとして搭載しました。色の専門家(イラストレーターとか)からはまだまだ不評のようですが、マンガとしては十分使えると思います。たとえば、人物と背景に分けて、背景をすべて自動彩色、人物のみ手塗りとしても、色相が一貫しているので、使えないことはないです。

これやると、ホント、時短になります(彩色の細かい設定をするとかえって時間がかかりますよー)。

使える技術は使いましょう。

マンガは共同作業というイメージがありますが、多作であっても、すべて一人で描いてもやっていける時代になりつつあるのかもしれませんね。

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自動彩色・手を加えず

ちょっと手を加えれば、十分使えますよねー   (^O^)/

会社に勤めつつ、時間がないにもかかわらず、背景も全て一人でコツコツと描いている人へ

たぶん、多くの人がそうした環境にあると思いますが。

ぼくもその一人です。背景描くの大変ですよねー。

手描きのときは、写真をトレースしたり、パースも適当(適度)に描いてました。

コミスタに移ってからは、パースを使うのが便利になったおかげで、かえって

パースを使う構図が多くなり、時間を取られるようになってしまいました。

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 しかし、3Dデータコレクション・コンプリート版(現在は販売されていないです)を使うようにって、しんどいパースを使う頻度が減り、背景の多くを3Dでごまかす(?)ようになりました。

3Dは、背景も全て一人で描いている人にとっては、めっちゃ便利です。とにかく、描く時間を短縮できます。クリスタに移ってからも、背景のほとんどに3D(によるLT変換)を使ってます。クリスタに移った当初、3Dを使おうとすると画像が停止してしまい、なんでこんなに読み込みに時間がかかるのか原因がわからなかったのですが、グラフィックカードのドライバーを更新したら解決しました。ここで、3Dを使うことを挫折してしまう人もいるんじゃないかなーと思いました。あきらめずに、ドライバーを更新してみてください。うごくかもしれません。

ありがたいことに、素材は商業誌でも使える、とうことで、マッチした3Dの背景があれば、手を加えることなく、そのまま使わせてもらっています。マール社の「超時短、3D背景素材集」(今のところ、部屋・住宅編が出ています)も利用させてもらっています。ページの最初の方に、3DをLT変換するための手順の記述があり、背景に3Dを使いたい初心者の人にとっては、本当に役に立つ一冊です。

人物と3Dの背景がうまくマッチできない、という人は、パース(アングルの中にあります)を調整してみてください。使う背景のパースの多くは望遠の設定なので、いじる必要はあまりないのですが、奥行きのある構図を想定した場合にパースをかけると、それなりにマッチさせることができます。多少歪んでいても、それらしく見えればいいわけです。

で、そのうち、自分でも3Dを作ってみたくなり(時間が無いのに)、挑戦してみたのですが・・・。やはり、ハードルは高いですねー。MODELERの使い方にある、例の「おでんを作ってみよう」にはじまって・・・メタセコイア(3Dのソフトです)を勉強しはじめ・・・。背景(とくに部屋の中とか)だけなら、メタセコでなくても、簡単に作れる Sketch UP とか Crastina 3D Shimulator とか便利な建築パースの3Dシミュレータが無料でいくつかあるんですよね。当然ですが、3Dを作るのに集中すると、マンガを描く時間が減ります。ただでさえ、他に仕事(会社に行くこと)を抱えているのに・・・と思ってしまうのですが、止められないんですねー。

長々と書いてしまいましたが、会社に勤めながら、自宅でコツコツと一人でマンガを描いている人、背景には3Dを使うと時間短縮にもなり、便利ですよー。

 

 

会社で仕事をしつつ自宅でマンガをこっそり描いている人

しばらく描いてなかったから、下手くそになってるなー。

ある仕事をいやいやしながら、家に帰ってから気力を振り絞って描いている。 

自分に合わないなら辞めればいいんだけど、他にやる仕事もなくて生活のために

仕方なく続けてる。

同じ様な人も多いだろうなー。

自分は、描くことが現実逃避になってるので、描き続けることができる。

生活のために、好きとはいえない仕事やバイトをしながら、一人で黙々とマンガを描いてる人、応援しています。

お互い、がんばりましょう。                                    👇 natuto | shisen

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 初恋は中学生(28ノベル)→https://parallel28.net/paz/archives/1483

現在、連載中のマンガの表紙

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江戸時代初期の公儀隠密と反体制派の忍者との忍術合戦を描いています。

伊賀の忍びは、「本能寺の変」以降、徳川家康に使えた忍びです。それを指揮したのが服部半蔵2代目の正成でした。

時が移り、豊臣秀吉が天下統一を成し遂げ、そして、戦国時代の乱世は、徳川家康の勝利によって幕を閉じます。

家康は豊臣家の家臣の一人でしたが、秀吉の死後、虎視眈々と天下統一を狙います。

2代目半蔵は、その乱世を終わらせた「関ヶ原の戦い」(1600年)を見ることなく死んでいます。服部半蔵の名前は、3代目として、正成の長男の正就が継ぎます。まだ20歳そこそこの若造でした。

そして、1603年、家康は徳川幕府江戸幕府)を作ります。徳川が支配した時代を江戸時代と呼び、260年以上も続きます。領地争いがなくなり、武装集団である戦闘型の忍者は必要とされなくなりました。

家康は大名(各地の有力者)たちが忍びの集団を組織することを禁じますが、しかし家康当人は、情報収集に長けた忍びの集団を強化していきました。

家康は、大名たちのクーデターを防止するための監視システムとして、公儀隠密を組織します。公儀隠密とは、幕府の手先として各地に潜入してスパイ活動をおこなう忍者のことです。

徳川幕府による政権以降は、情報収集の他は、もっぱら暗殺や破壊工作などのテロ活動をおこなっていました。家康は徳川の独裁政権を維持するために、気に食わない大名たちを公儀隠密を使って次々に暗殺していきました。

3代目半蔵は、若くして伊賀の忍びを指揮することになりましたが、伊賀同心(幕府に雇われた伊賀忍者の役人)からは嫌われていました。

3代目半蔵は伊賀同心を酷使し、従わないものを処罰するなど、傍若無人の振る舞いが災いし、伊賀同心のストライキを招いたといわれています。

これによって、半蔵は幕府から伊賀同心支配役(忍者の頭領)を解任され、掛川(静岡)の松平家にて謹慎処分となります。

徳川幕府の政権発足の2年後、1605年のことでした。

したがって、服部半蔵はこれ以降、表舞台から姿を消すのですが、やはり、マンガ的には、服部半蔵率いる伊賀の忍者部隊を主役にしたいわけです。

このマンガはそうした史実を無視した単純なアクションマンガです。

じつは、3代目半蔵は1615年の大阪の陣では死んでおらず、生き残ってルソン島に渡り、そこで密かに戦闘型忍者部隊を組織していた、というストーリーも作ったのですが、これもいつか皆さんに公開できればと考えております。